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ホタルの時期や季節…出没時間帯や条件とは?うまく撮影する方法

目安時間約 7分

ホタルの季節。1年のうち、本当に限られた時間しか見られないあの光の乱舞は、本当に幻想的ですよね。
私の場合、気づいたらホタルの季節が終わってた!ということが多々あり。ホタルの季節っていつなの?そして何時ごろどんな条件だとよく見えるの?あの光景を記録するには?まとめました。


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ホタルが見れる時期はいつ?季節は?

蛍の乱舞が見たいという方は、おおむね5月下旬~6月中旬を目安に覚えておくとよいと思います。

実は私がホタルの季節を勘違いしていたのには理由があったのです。というのも、日本には500種類の蛍がいて、代表的なものは以下の3種類。それぞれ見ごろの時期が違うからです。

ヒメボタル

見ごろ:5~6月
ヒメボタルは日本固有の種だそうで、森のホタルとも呼ばれています。生息地域は、本州、四国、九州と屋久島。森のホタルと呼ばれるだけあって、山頂や峠のようなところに生息しているそう。

ゲンジボタル

見ごろ:梅雨前~梅雨入り
清流にいて乱舞し、雑誌で蛍の特集などが組まれているようなもの。

ヘイケボタル

見ごろ:夏休みの時期(7月~8月月頃)
乱舞という感じではなく、水田の葉っぱでそっと小さく光っている。一箇所での乱舞ではないので、見に行っても田んぼのあっちに一匹、こっちに一匹という感じ。

 

私の蛍の時期のイメージはヘイケボタルだったようです。でも、乱舞の蛍も見たことはあって、パチパチと手をたたくとそれに合わせてチカチカしたように記憶しています。(驚かせていたのかな?;;)

光が大きく見ごたえがあるのはゲンジボタルですが、ヒメボタルのフラッシュのような閃光も幻想的ですね。車のハザードランプに寄ってくるのはヘイケボタルです。

それから、日本の代表3種類と書きましたが、実はもう一種類、沖縄のクメジマでしか見られないホタルがいます。その名も「クメジマボタル」。天然記念物だそうです。この見ごろは4月中旬~5月上旬で、この種類も群れで飛ぶそうです。管理人は一度久米島に行って、このホタルを見に連れて行ってもらいましたが、その時はヘイケボタルのように1匹ずつがチラチラと光っている感じでしたね。沖縄に行ったときはぜひチェックしてみてください^^

ホタルがよく見える時間帯と条件とは?

時期は分かりましたが、ではホタルが良く見える時間帯と条件とはなんでしょうか?

まず時間帯ですが、だいたい、日没から1時間後(日が沈んで、残照もない)くらいから飛びはじめるのが目安です。そして、次第に集まりながら川の上流側に向かって移動していきます。種類ごとの飛行時時間帯は以下になります。

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  • ヒメボタル(地域によって異なる)
    20時~22時
    0時~
  • ゲンジボタル、ヘイケボタル
    19時~21時頃
    23時頃
    2時頃

 

次に、条件です。

ホタルを見るのに大切な条件、それは、「湿気」です!
雨の降る前日、もしくは雨上がりで湿度が高い夜、ムッとするような夜が蛍は好きなようです。

そして「月光」。
やはり光る生き物なので、月明かりの少ない、周りが真っ暗な方が蛍の光が映えて美しいです。

ホタルの撮影の方法

見たら、記録に残したいのが人間の心理というもの。
しかし、夜景や星、月を撮影したことがある方はご存知でしょう、夜に光るものって撮れないんですよね!

カメラは機種、条件によって様々なので、一概には言えませんが、ご参考までに知人が撮影に使用した条件を調べたので、記載しておきます。(私はカメラはからっきしですが…参考になれば幸いです)

設定1

  • ISO400 , F11 , 180sec
  • ISO800 , F11 , 300sec
  • ISO800 , F11 , 180sec
  • カメラ:キヤノンのEOS 20D
  • レンズ:EF18-55mm F3.5-5.6
  • 撮影条件:
    全てマニュアルフォーカス(露出モードもマニュアル)
    高感度ノイズキャンセルをオン
    シャッターはコードリモコン ←手ブレ回避の方法なんですねー!
    ミラーアップ撮影
    RAW撮影

設定2

  • 三脚を使用
  • カメラ感度:800~1600
  • レンズ:広角から標準
  • 絞り:F2.8 位
  • 露光時間:周りの風景を試し撮りしながら決める。
    ※露光時間が長いほど、ホタルの写る数が増える。しかし、周りが明るいと、長時間ではホタルが浮かび上がらなくなる。カメラから光が出ないように、黒いテープで塞ぐなどの工夫を

設定3 ヒメボタル撮影での設定

  • ISO1600 F2.8 28mm相当 で30秒露光。ホタルの光は条件は同じで10秒露光
  • 多重露光、それができないなら画像処理ソフトで、重ね合わせて合成。←合成だったの!?
    約20枚のカットを背景の写真に重ねたりする。それだと、約3分ほどの長時間撮影に相当
  • レンズ:F2.8までの明るいレンズで、28~50mm程度の単焦点
  • 三脚を使用

 

★撮影時の注意!!!★
デジカメやケータイでフラッシュ撮影をしないでください!これは大変迷惑なマナー違反です。
ホタル観賞の妨げになるどころか、、ホタルを失明させしまうこともあるそうです!
絶対にやらないでください。

まとめ

今回は、ホタル観賞について、時期と時間帯と条件をまとめました。

  • 時期
    ゲンジボタル:梅雨前~梅雨入り
    ヘイケボタル:夏休みの時期(7月~8月月頃)
    ヒメボタル:5~6月
  • 時間帯
    ゲンジボタル、ヘイケボタル
    19時~21時頃
    23時頃
    2時頃
    ヒメボタル(地域によって異なる)
    20時~22時
    0時~
  • 条件は、湿度のある夜であることと、月光が弱い夜であること。

カメラの条件はぜひ参考にされてみてくださいね。良い写真が撮れるように祈っています。

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