ホタルの季節。1年のうち、本当に限られた時間しか見られないあの光の乱舞は、本当に幻想的ですよね。
私の場合、気づいたらホタルの季節が終わってた!ということが多々あり。ホタルの季節っていつなの?そして何時ごろどんな条件だとよく見えるの?あの光景を記録するには?まとめました。
蛍の乱舞が見たいという方は、おおむね5月下旬~6月中旬を目安に覚えておくとよいと思います。
実は私がホタルの季節を勘違いしていたのには理由があったのです。というのも、日本には500種類の蛍がいて、代表的なものは以下の3種類。それぞれ見ごろの時期が違うからです。
見ごろ:5~6月
ヒメボタルは日本固有の種だそうで、森のホタルとも呼ばれています。生息地域は、本州、四国、九州と屋久島。森のホタルと呼ばれるだけあって、山頂や峠のようなところに生息しているそう。
見ごろ:梅雨前~梅雨入り
清流にいて乱舞し、雑誌で蛍の特集などが組まれているようなもの。
見ごろ:夏休みの時期(7月~8月月頃)
乱舞という感じではなく、水田の葉っぱでそっと小さく光っている。一箇所での乱舞ではないので、見に行っても田んぼのあっちに一匹、こっちに一匹という感じ。
私の蛍の時期のイメージはヘイケボタルだったようです。でも、乱舞の蛍も見たことはあって、パチパチと手をたたくとそれに合わせてチカチカしたように記憶しています。(驚かせていたのかな?;;)
光が大きく見ごたえがあるのはゲンジボタルですが、ヒメボタルのフラッシュのような閃光も幻想的ですね。車のハザードランプに寄ってくるのはヘイケボタルです。
それから、日本の代表3種類と書きましたが、実はもう一種類、沖縄のクメジマでしか見られないホタルがいます。その名も「クメジマボタル」。天然記念物だそうです。この見ごろは4月中旬~5月上旬で、この種類も群れで飛ぶそうです。管理人は一度久米島に行って、このホタルを見に連れて行ってもらいましたが、その時はヘイケボタルのように1匹ずつがチラチラと光っている感じでしたね。沖縄に行ったときはぜひチェックしてみてください^^
時期は分かりましたが、ではホタルが良く見える時間帯と条件とはなんでしょうか?
まず時間帯ですが、だいたい、日没から1時間後(日が沈んで、残照もない)くらいから飛びはじめるのが目安です。そして、次第に集まりながら川の上流側に向かって移動していきます。種類ごとの飛行時時間帯は以下になります。
次に、条件です。
ホタルを見るのに大切な条件、それは、「湿気」です!
雨の降る前日、もしくは雨上がりで湿度が高い夜、ムッとするような夜が蛍は好きなようです。
そして「月光」。
やはり光る生き物なので、月明かりの少ない、周りが真っ暗な方が蛍の光が映えて美しいです。
見たら、記録に残したいのが人間の心理というもの。
しかし、夜景や星、月を撮影したことがある方はご存知でしょう、夜に光るものって撮れないんですよね!
カメラは機種、条件によって様々なので、一概には言えませんが、ご参考までに知人が撮影に使用した条件を調べたので、記載しておきます。(私はカメラはからっきしですが…参考になれば幸いです)
★撮影時の注意!!!★
デジカメやケータイでフラッシュ撮影をしないでください!これは大変迷惑なマナー違反です。
ホタル観賞の妨げになるどころか、、ホタルを失明させしまうこともあるそうです!
絶対にやらないでください。
今回は、ホタル観賞について、時期と時間帯と条件をまとめました。
カメラの条件はぜひ参考にされてみてくださいね。良い写真が撮れるように祈っています。
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