関東でお花見しそこなった?大丈夫!
北にちょっと足を延ばせば、まだまだお花見が楽しめます。
お花見しつつ、アートから温泉まで、充実の観光ルートをご紹介。
横浜から新潟を日帰りで。
ご存知のように、
関東でお花見が終わったころ・・・・東北は花見の本番を迎えます。
花見前線(イメージ) ※WeatherNewsより引用
しかも今回突撃する新潟に至っては、縦に長いから、実に1ヶ月も桜を楽しめる!という。
(私がこのとき旅をしたのは、4月も末頃。山中だったというのもあるのかもしれない)
※くれぐれも開花予報はチェックしていってくださいね!
にいがた観光ナビ:
http://www.niigata-kankou.or.jp/tanoshimu/spring/sakura/index.html
新幹線を使って越後湯沢まで、横浜から日帰りで行きます。
今回は新潟県は越後妻有地方の、十日町まで足を延ばしたいと思います。(越後妻有 大地の芸術祭の里HPより引用)
始発で横浜を出発。
-- 電車に揺られること2時間ほど・・・--
新潟の駅では満開の桜にお出迎えされる。
何かおかしいと思いませんか?
そう、雪と桜のコラボレーションなんです。(九州生まれの管理人にとっては驚き)
毎年のお花見と全然違った感じ。
そして桜だけじゃなく色んな花が迎えてくれました。
カタクリ
フキノトウもたーくさん!(帰りに道の駅で買って帰りました!)
私は見れませんでしたが、雪割草というかわいらしいお花もあるらしいです。
ほくほく線に乗り換え、十日町へ
途中も満開のしだれ桜が・・・
さて何故十日町か?
それは、この町の「アートで町おこし」というアイデアに魅かれたというのがあります。
色々なアーティストの建造物やオブジェがそこかしこに設置してあるのです。
探検さながら、マップを見ながら、色々探し出すのはとても楽しい。
日にちに余裕があれば、レンタカーで回るのもかなりおすすめ。
自転車の貸し出しもあるし、安いお宿もある。(ご飯も美味しそう。)
・・・ちょっと脱線しますが
通常でもこのように楽しそうなのですが、3年に1度はさらに盛り上がるのです!
それは、大地の芸術祭!
「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ」は、過疎高齢化の進む日本有数の豪雪地・越後妻有(新潟県十日町市、津南町)を舞台に、2000年から3年に1度開催されている世界最大級の国際芸術祭です。農業を通して大地とかかわってきた「里山」の暮らしが今も豊かに残っている地域で、「人間は自然に内包される」を基本理念としたアートを道しるべに里山を巡る新しい旅は、アートによる地域づくりの先進事例として、国内外から注目を集めています。
さまざまな企画があるようですが、
私が印象に残っている2015年の企画では、冬には雪ノ下にREDライトが埋められ、それは幻想的な景色が広がったというもの。その季節に行くのは覚悟がいるかもしれませんが、きっと素敵だったことでしょう!
また、祭典の期間ではなくても
上記のように野外のオブジェや建造物は解放されているので、十分楽しむことができます。
興味がわいた方は、是非一度下記のHPを訪ねてみてください。
見てるだけでも楽しいですヨ。
越後妻有 大地の芸術祭の里
http://www.echigo-tsumari.jp/about/
さて、この越後妻有をめぐるゲートとしての美術館がここ。
美術館キナーレ
京都駅や札幌ドームを設計した建築家さん(原広治氏)がデザインしたという美術館。
とにかくかっこいい上に、ここだけでも、かなり楽しめる。
止まっているのに進んでいるように見えるトンネルや
カラーパレットのようなサンプル。
これは何だと思いますか??
ヒントはこれ
なんとこれ、砂なんです!とれた場所によってこんな色の砂があるなんてー。
これは、トンネルの中に見えますか? 違うんですよ(笑)
一通り展示を見たら、美術館内のレストランで休憩。これはキャロットケーキ。
しかもこの美術館は、温泉がついてる。。。恐ろしい子!
さてさて芸術を見たところで、身体をゆっくりしましょう。
まつだい駅からバスに揺られることしばし。松之山温泉へたどり着く。
そこで見たものは・・・
さらなる満開の桜と雪解けの景色
地元の人も知らないらしく、静けさがあたりを包み込んでいます。
あっ 野鳥が・・・!?
そう、これは、「野鳥こけし」です。
(北海道ツーリング日記最終章にもちょっと登場しています…ここで見つけました!)
野鳥こけしとは、冬など農繁期ではないときに、民芸品を作るのが始まりだったとか…
今では後継者不足だとか。。。ここ(松之山温泉 お土産の店 十一屋商店)で買えます。いろんな種類の鳥がいますヨ。
今回、温泉は入りませんでしたが、お土産に買った温泉のモトは大変喜ばれました。
良い温泉なんでしょう。日帰り温泉や、湯治客用の安い自炊宿もあります。
さて、
そろそろ帰る時間が近づいてきたので、先ほどの美術館のレストランで夕食をとりました。
夜はライトアップされて、さらに美しいのです。
山菜に舌鼓。
日本酒の飲み比べ。さすが米どころ!
ここのレストランは、地元食材をふんだんに使用していて、どれも美味しい。
(※この美術館のお土産屋さんは、かなり素敵なグッズがあふれています。要チェック!!)
さらに美術館の隣には道の駅があり、お土産のほか、お米や山菜を購入できます。
ギネス認定の下がり雛が…。
そして終電にて帰路につきます。(ほくほく線を18時頃)おなかいっぱいだー
※今回、話の流れ上、上記の順序で書いていますが、
実際のタイムスケジュールは、松之山温泉⇒キナーレに滞在⇒帰宅です。
お花見をし損ねても、ちょっと北へ足を延ばせば、まだまだお花見ができる!
しかもいつもと違った雰囲気で、桜以外のカワイイ花々も迎えてくれます。
1日で、花見をして温泉街をぶらつき、
身体を動かしながら芸術に触れ、山菜と日本酒を満喫できるなんて!
新潟は意外と近い!と思いました^^
今年のお花見はちょっと趣向を変えて北へ足を延ばしてみてはいかがでしょう?
特にアート好きに十日町はたまらないはず!旅の参考になれば幸いです♪
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