ハロウィンといえばかぼちゃ。
かぼちゃは煮物にしてもおいしいし、野菜なのにスイーツにしてもおいしいですよね!
ハロウィンといえばかぼちゃばかりに目がいきますが、かぼちゃだけじゃない!
今回は海外を含め、ちょっと珍しいかぼちゃデザートを集めました。
1章 メキシコ発!かぼちゃのデザート~カラバサデタチャ
■カラバサデタチャ
これはメキシコのデザート。calabaza em tacha(カラバサデタチャ)と書きます。
「死者の日に食べられるカボチャを煮たスイーツ」だそう。
メキシコでは、伝統的な行事として11月2日に死者の日というものがあります。
この行事では、亡くなった家族や親せき達に思いを馳せて死者を祭るのだそうです。
霊廟やお墓にお参りに行ったり、マリーゴールドの花や蝋燭・砂糖で作られた骸骨で祭壇を家に飾ったり、お香を焚いたり、papel picado(パぺルピカド)という色とりどりの薄い紙で家じゅうを飾り付けするのだとか。
食事は、その日のために作る特別なパン(死者の日に食べられるパン)や故人の好きだった料理、メキシコの伝統料理(モレコンアロス)がふるまわれます。そこでデザートに出されるのがカラバサデタチャ。かぼちゃの甘煮です。
作り方はとっても簡単。
【用意するもの】
・かぼちゃ お好みで
・シナモン 数本
・黒糖 かぼちゃの倍量
・オレンジ、もしくはレモン果汁(ジュース可)、※グァバがあればカットしたグァバ
・クローブ(お好みで)
・水 かぼちゃがひたひたになる程度
【作り方】
①まず水を沸騰させてからシナモンを入れます。
②それを約1分ほど煮立たせてから、黒砂糖を投入します。
③砂糖が溶けたら、かぼちゃと他の材料(果汁)を入れて柔らかくなるまで煮込みます。煮崩れないように丁寧に混ぜましょう。
④出来上がったらお好みでクローブを香りづけに入れてお皿に盛ります。
ミルクをかけても美味。
アレンジとして、これを適度にすり潰したものを冷凍パイシートで包んでパンプキンパイにしてもいいですね!
レーズンも合うかな?
お試しください。
2章 簡単!かぼちゃアイス
■かぼちゃアイス~キャラメルソースがけ
かぼちゃプリンはよく見かけますが、かぼちゃアイスはあまり作らないのでは?
【用意するもの】
・かぼちゃ
・塩 少々
・バニラアイス(安いものでもいい)
・キャラメルソース(市販でも、作っても)
・ローストアーモンド(お好みで)
【作り方】
①かぼちゃの皮を剥いて、お砂糖少々と一緒にレンジに入れ柔らかくします。
②塩を少しだけ加えてすりつぶし、粗熱を取り、冷蔵庫で冷やします。
③冷めたかぼちゃにバニラアイスを加えて混ぜ合わせ、冷凍庫へ。
お好みでローストしたアーモンドを加えても。
④その間にお砂糖を煮立たせてカラメルソースを作ります。
⑤冷えて固まったら、ソースをかけて召し上がれ♪
濃厚でおいしいです♪
3章 ハロウィンはかぼちゃだけじゃない!アメリカ発リンゴスイーツ
ハロウィンと言えば日本ではカボチャが有名ですが、欧米ではリンゴもハロウィンに欠かせないものの一つ。
アメリカのハロウィンの伝統スイーツというとキャラメルアップル。
日本でいう「りんご飴」のキャラメルバージョンで、アメリカの秋の風物詩。
■キャラメルアップル
【用意するもの】(6人分)
・りんご 6個
・木の棒 同上
・市販のキャラメル 400g
・水 大さじ2
・バニラエッセンス 少々
・おこのみでチョコレートやクッキーなどのトッピング
【作り方】
①りんごに木の棒を刺し、アルミを敷いた天板に油を塗ってりんごを並べます。
②キャラメルと水を鍋に入れ弱火で溶かし、バニラエッセンスを加えます。
③りんごをそれぞれキャラメルに絡めます。
トッピングをつけたい場合はお皿にトッピングを出して、りんごにつけます。
④冷やしていただきます。
グリーンアップルも合うらしいです。
アレンジとして、リンゴをそのまま使うのではなく、キャラメルアップルの風味を生かしたケーキにしてもいいですね。
ホットケーキミックスで作れば簡単に作れます。
溶かしたキャラメルをフライパンに流し入れて、スライスしたりんごをフライパンにならべて、キャラメルがぐつぐつしてきたら生地を流し込めばできあがり★キャラメルに焦げ目をつけたらおいしそう♪
まとめ
簡単でおいしいハロウィンスイーツで、パーティを楽しみながら秋の味覚も堪能しましょう♪