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水出しアイスコーヒーの作り方!豆の種類は?ペットボトルでも作れる

暑い季節には、冷たいアイスコーヒーがおいしいですよね。

簡単に自宅で美味しいアイスコーヒーを味わうにはどうしたらいいのでしょうか?
まとめました。
  

1章 水出しアイスコーヒーの作り方

■アイスコーヒーの作り方
 
まず、アイスコーヒーの作り方には2種類あります。
 
○急速冷却
 
○水出し
 
急速冷却は文字通り、熱湯でコーヒーを入れ、ドリップしてすぐに氷などで冷却する方法です。
それに対し、水出しは最初から水でコーヒーを入れる方法です。
 
■風味の違い
急冷して作るコーヒーと、水出しコーヒーでは風味が異なります。
  
急冷はホットを冷したコーヒーなので味と香りはしっかり感じられると思います。
水だしコーヒーはアクが出ないため軽くまろやかな口当たり。時間をかける分、コーヒーの旨みを楽しめます。
 
どちらが美味しいかは、好みの問題になってくると思います。
 
■時間
ひとつ大きな違いは、やはり時間。
水だしコーヒーは一滴一滴ゆっくりと抽出するため、コーヒーを飲むまでにかなり時間がかかりますが、急冷ならすぐ飲めます。
  
その時の気分に合わせて使い分けてよさそうですね。
 
今回は水出しで出すコーヒーの作り方をご紹介します。
  

2章 水出しアイスコーヒー、豆の違いは

 
豆は水出し用のものを選んだ方がいいでしょう。
 
水出しコーヒーは、別名ダッチコーヒー。
オランダ人が当時植民地だったインドネシアで考え出した方式だと言われています。
 
インドネシアはロブスタ種の産地であり、普段飲まれるようなアラビカ種とは異なるロブ臭と言われる匂いがあります。
ロブスタ種は、低地で大量生産可能な、価格の安い低グレードの豆として扱われていました。
このロブ臭を美味しく飲むために発案された方法が、水出しコーヒーというわけです。
  
通常の豆をその手法で味わうと酸味が強く出すぎてしまいます。
そのため、水出しのアイスコーヒーには専用の豆がよいのです。
 
コクと苦みが強い豆を使い、焙煎もシティロースト以上がおすすめです。
お店で豆を購入する際は、水出しアイスコーヒー用と言えば、おすすめの豆を教えてもらえるでしょう。
 
深入りの豆じゃないとダメということでもなく、酸味のあるコーヒー豆であってもさわやかな味わいが楽しめます。
 
・深煎りの豆は、香ばしい香りとシャープな味わい。(マンデリンなど)
・中煎り~焙煎の浅い浅煎りの豆は、酸味が多く爽やかでフルーティーな味わい。(モカ)
   

3章 簡単!ペットボトルで水出しアイスコーヒー

 
さて、作り方です。
 
■ペットボトルで!水出しアイスコーヒーの作り方①
ダッチコーヒーは、一晩かけてつくるのが一般的です。
 
1.お茶パックなどに入れて、水を入れたペットボトルにパックごと投入。
2.冷蔵庫で冷やしておけば、朝には美味しい水出しコーヒーが飲めます。
 
コツは水をなるべく冷たく保つ事。豆を水に入れたらすぐに冷蔵庫にしまいましょう。
 
これだけ!簡単ですね。
  
■簡易版!水出しアイスコーヒーの作り方②
1晩も待ってられないよ!って方はこちら。
 
1.ポットの大きさにふさわしい分量(※)のコーヒーを入れて、お水をそのまま注ぎます。
  ※これはポットの大きさと、ご自分のお好みの濃さを調整してください。
 
2.泡がいっぱい立って、表面が膨らみますので、スプーンで水になじむように混ぜます。
  
3.2~3分ぐらいして粉が全体にお水になじんだら、茶こし網でグラスにそそぎます。
  ※これ以上長いと、雑味が入っておいしくなくなる。
 
茶漉し網は目が荒いため、微細な粉は濾過されずグラスに入ってしまいますが、これがコーヒーを味わい深いものにしてくれます。
 
※水出しのコーヒーは時間を置くことで風味の変化を楽しめるそうですが、1週間以内には飲みきってしまいましょう。 
 

まとめ

水出しのアイスコーヒー、簡単にできてしまいますね。

自宅カフェでのんびり涼しく夏を満喫してください。

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