夏休みになったら、子供と畑で野菜を育てるのもいいですね!
夏に植えられて簡単に育てられる野菜ってどんなものがあるでしょうか?
プランターで育てられる野菜3つをご紹介。
1章 夏に植える野菜、初心者にもできる種類3つ
夏に初めて野菜栽培をされる方にお勧めの野菜を3つ上げてみます。
全てプランターで栽培可能です。
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・ニンジン
・ジャガイモ
・オクラ
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●ニンジン
ニンジンはカロテンを多く含み、鮮やかなオレンジ色で料理に花を添えてくれます。
他にもビタミンC、カリウム、カルシウム、食物繊維なども豊富です。
また、葉っぱもパセリのような味がしておいしく食べられます。
根が20cmくらいになるので、プランターは深めのものがイイです。
夏以降から育てると、春よりも害虫被害が少なく、初心者におすすめです。
●ジャガイモ
ジャガイモに含まれる栄養素はビタミンC、ビタミンB1、ビタミンB2、食物繊維、鉄、カリウムなど。
ジャガイモのビタミンCは熱に非常に強いのが特徴です。
芋ほりの楽しさもジャガイモ栽培の魅力の一つ。
●オクラ
オクラに含まれる栄養はビタミン類(A,B,C,E)で、鉄分と食物繊維を豊富に含みます。
オクラはアフリカ原産の暑さに強く、害虫にも強い育てやすい野菜です。
種からも簡単に育ちますが、初心者はポット売りされている苗から育てるのが簡単です。
そしてオクラの花は意外な美しさ!一度見てみてほしいです。
2章 夏に植える野菜、栽培のポイントは?
なんといっても
野菜を収穫まで上手に育てるコツは、
その野菜の最適な時期に植付け(種まき)を行うこと!
それをきちんと調べて栽培を始めましょう。
それでは、ここで紹介した3つの野菜のそれぞれの栽培のポイントを見ていきます、
●ニンジン
植えつけ時期:夏の植え付けは7月中旬~8月中旬、春は3月下旬~4月上旬
収穫時期:11月上旬~12月下旬、春は6月上旬~7月中旬
★発芽する適温は15~25℃、生育の適温は18~22℃。 12℃以下になると根の着色が悪くなります。 高温で日が長くなると「とう立ち」してしまいます。
★石灰で土を中和しておく
★ニンジンの種はとても小さいので、種がコーティングしてあるペレット種子がおすすめ。
★ニンジンは発芽に光を必要とするので、あまり深く土をかぶせないこと。間隔は1cm。
★土で覆った後は、軽く手で押さえて種を密着させてあげましょう。
そうすることで、水をあげたときに種の流出を防ぐことができます。
★水をあげたら、新聞紙をかぶせて乾燥を防ぐとよいでしょう。
発芽後は新聞紙をすぐに取り除きます。
★間引きは3回程度に分けて行い、徐々に間引いて根を太らせるようにしましょう。
★だいたい直径が4,5㎝になったら収穫。
★プランターで栽培する時は根が小さく育つ「ミニニンジン」がおススメ。
●ジャガイモ
植えつけ時期:3~5月、8~9月苗の植え付け。
種イモは園芸店などで買って植える。
★ジャガイモの発芽の適温は18~20℃。15~24℃が最もよく育ちます。
30℃以上ではイモは形成されません。
★土を中和しておき、深さ10cmくらいのところに肥料を入れ、60㎝間隔で植える。
★プランターなら深めのものに1,2本。
★10cm位芽が伸びてきたところで、1番元気な枝を残して間引く。肥料を追加する。
★土寄せする。イモが地上に露出していると緑色に変色するため。
※ジャガイモにはウイルス病などがあります。
必ず検査に合格した専用の種イモを使用しましょう。
●オクラ
植えつけ時期:4月末~6月中旬
収穫:7月~9月初旬
★オクラの生育適温は20~30℃で高温に強い。ただし低温や霜には弱い。
★苗から育てるのが簡単。ポットに2、3本芽出ていても、分けないで一緒に植えてOK。
★プランターなら60㎝の深さが目安。
★土を入れる前に鉢底石などを敷いて、水はけをよくする。多湿を嫌うため。
★根を傷めないように、株間は25~40㎝で植える。
★背丈が高くなるので、プランターで育てる場合は支柱を立てる。
丈が30cm位になったら支柱を立てる。2週間に一度肥料を追加する。
★育ちが早いので、柔らかいうちに収穫!(実6cm~7cmで収穫)
3章 夏に植える野菜、他にチャレンジするなら?
他に夏に育てるとしたらおすすめなのは…
キャベツ
ブロッコリー
カリフラワー
白菜
大根
レタス
モロヘイヤ
いんげん
リーフレタス
…などがおすすめです。※これらはプランターで育てられるとは限りません。
あとは、食べたい、食べてみたい、育ててみたい、買わなくて済むなら、買うほどではないが、あったら便利、などの野菜が良いでしょう。
食べたい野菜は、気合いも入りますよね(笑)。
★栽培のコワザ~定植を始める合図~
藤の花が咲いたとき定植を始めれば、絶対に間違いなく育つそう。
藤の花をインジケーターと言い、
間違いなく栽培できる指標となり、どんな気候でも使える技です。
まとめ
自分で育てた野菜は、きっとおいしさも格別。
育っていく様子を見るのも楽しいものでしょうし、みんなで収穫するのも楽しいでしょう。
プランターから始める家庭菜園、いかがでしょうか?